レノボのノートPC 組み込みソフトに欠陥
8月20日 13時16分
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中国のパソコンメーカー「レノボ・グループ」が、出荷時に独自にノートパソコンに組み込んでいたソフトウエアに、個人情報の流出などにつながるおそれがある欠陥が見つかりました。このソフトはことし6月までに販売された23機種のパソコンに入っていますが、利用者が簡単に消せないようになっていて、レノボはこのソフトを消すための特別なプログラムの配布を始めました。
このソフトは、利用者がパソコンをどのように使っているかを知るために、出荷時にレノボが独自に組み込んでいたもので、システムの情報を自社のサーバーに自動的に送信するよう設定されていたということです。
しかし、レノボによりますと、ことしの春、このソフトに欠陥が見つかり、悪用されると最悪の場合、コンピューターウイルスに感染したり、インターネットを通じて勝手に遠隔操作されたりするおそれがあることが分かりました。
被害は今のところ確認されていませんが、このソフトは利用者が簡単に消せないようになっていて、レノボはソフトを消すための特別なプログラムの提供を先月末から始めました。
レノボによりますと、このソフトは世界中で販売された23機種のノートパソコンに入っていて、国内ではことしに入ってから6月までに販売されているということです。
レノボのパソコンを巡っては、去年販売された40余りの機種の中に、個人情報の流出につながるおそれがあるソフトが入っていたことが分かり、大きな批判を招いています。
レノボの日本法人は「利用者に対してセキュリティーに対する懸念と不安を与えてしまい、大変遺憾です」とコメントしています。
以上だがなぜアドウェアを入れ込んで販売したのかが問題だ