最高出力5000馬力、最高速度500km/hを超えるというハイパーカー「デヴェル シックスティーン」がドバイでデビュー
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今から数年後、自動車の歴史家たちは、現代を”スーパーカー戦争”の時代と評するかもしれない。人々の多くが内燃エンジンの行く末を案じながらも、精巧なチューニングを得意とする小規模な専門メーカー同士が、競い合うように超弩級のマシンを少量生産で世に送り出し、途方もないパワーやスピードで他を上回ろうと、正気とは思えない様々な方法を探る時代だ。我々はこの1ヶ月の間にも、ケーニグセグやヘネシー、マクラーレンといったメーカーによる挑戦的な新型車の発表を耳にしてきた。
最上級のマシンを作り上げ、相手の馬力やスピードを上回ろうと、過去数ヶ月の間にも、
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そしてまた新たに届いたニュースが、このデヴェル社の「デヴェル シックスティーン」だ。公式サイトによれば、このモンスターは4基のターボチャージャーを備える排気量12.3リッターのV型16気筒エンジンが、最高出力5,000馬力以上、最大トルク486.5kgmを発生し、最高速度は500km/hを超えるとされている。実車は11月14日〜18日に開催されるドバイ国際モーターショーでデビューを果たす予定だ。もしドバイに本拠を置く同社がこの数値を証明できた場合、デヴェル シックスティーンは、世界で最も速いスーパーカーとなるだろう。
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このクルマのプロトタイプは2013年にドバイで初めて発表された。Autoblog米国版では2年前、ミシガン州のスティーブ・モリス・エンジンズという会社がこのV16エンジンを開発しており、すでにダイノ・テストで4,515hpをマークしたことをお伝えしている。
米国の自動車雑誌『Road & Track』によれば、現在デヴェル社は、ジェームズ・グリッケンハウス氏の「SCG 003」やアポロ・オートモビル社の「インテンサ エモツィオーネ」といったスーパーカーを手掛けた「Manifattura Automobili Torino」というイタリアの会社と組んで、デヴェル シックスティーンを開発しているという。続報を楽しみに待つことにしよう。
By SVEN GUSTAFSON
翻訳:日本映像翻訳アカデミー
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